女を分断統治する手法
Twitter上で炎上していた主婦院生の件。
> 自民党政権にとって、女性は「人」ではなく、「役割」なのだ。女性は子を産み、家事や育児、介護などの役割を担う存在であって、夫という大黒柱に扶養されるのが前提だから、非正規の低賃金労働でいいとされ、これが今に至る、女性の貧困の最たる原因となっているのだ。2008年の年越し派遣村で、男性の非正規労働が「発見」されるずっと前から、圧倒的多数の女性は非正規でいいとされてきたのだ。
国は1985年から40年近く、「男性に扶養されない女性」を想定することなく、政治を行ってきている。その結果、社会保障も何もない丸腰で、非正規の低賃金労働しか、選択肢のない社会を生かされているシングル女性やシングルマザーは多い。社会構造により、貧困に至る宿命を背負わされているのだ。
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家父長制とは「女性を母妻娘という”役割”でラベルを貼り、分断し統治する手法」なので自民党は家父長制のやり方をそのまま実践しているにすぎない。
ナチスドイツ政権下ではレズビアンも無理やり男と結婚させられ、子を産まされていた。
主婦院生を殊更称賛し「女にとっての理想の生き方だ」と喧伝するとその先に待っている未来は「結局女は男に養われていなければ貧困に陥り高等教育も満足に与えてもらえない」「女は高校生等の若い内に結婚出産子育てし子育てが落ち着いてから大学に入れば良いので現役で大学進学しなくても良い」という女性人権後退の風潮の強化でしかない。
理系やデータサイエンス系の職業は特に、就職の為の絶対条件として修士学士卒業必須、院卒必須、何を研究していたかを重要視する、という条件となる企業も多いんではないですか?
若い内でないと勉学等の物覚えが悪くなり圧倒的に不利なのは大卒の方であれば良くわかりますよね?
更に、出産すると女性は必ず脳が萎縮しますからね。
女だけ現役での高等教育進学は阻まれ続け結婚子育てしてから院生になる社会、本当に賛成ですか?
貧困のレズビアンでも、単身女性でも、男と結婚しなくても、経済的困難を抱えずに大学生や院生になれる自由、私は欲しいですけどね。